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2018年8月18日 (土)

何故クロップ監督はライフキネティックを選んだのか

これまで何度もブログに登場しているリバプール(イングランドプレミアリーグ)の指揮官クロップ監督。

彼が何故ライフキネティックに惚れ込んだのか?

まず強豪クラブというのは、国内のリーグ戦および欧州のリーグ戦とハードスケジュールとなっています。

その中で激しいトレーニングばかりを続けていると必ず故障者が続出してしまいます。

そのため、身体を激しく動かさなくてもサッカーにとって有益なトレーニングがないかを模索していました。

そんな時に情報テレビ番組でライフキネティックの存在を知り、すぐに連絡を取ったことから始まります。

つまりクロップ監督は、脳のピリオダイゼーション理論をクラブの中に取り入れたかったようです。

これはモウリーニョ監督も書籍などでインタビューにこたえているとおり、脳の判断力を向上させるためのトレーニング理論です。

彼の書籍を読むと必ず「脳も身体と一緒で疲れる」とか、「脳の機能を向上させるためには、それなりのトレーニングが必要だ」と語っています。

サッカーのピリオダイゼーションは、サッカーをしながら行うのが一般的とされており、ライフキネティックのようにサッカーとは別に行うものとは違います。

しかし「頭をフルで働かせる」という意味では、ライフキネティックと共通点があります。

例えば毎日ハードな筋トレをしても、それは筋肉の破壊行為になるだけで回復するための休息がありません。

そうなってしまうと超回復によって能力(筋力)が飛躍的にアップさせることができません。

筋トレならば運動前と運動中と運動後に適切な栄養素を摂取して、しっかりと使った筋肉に栄養を与えて筋肉の回復を待ちます。

ライフキネティックも様々なエクササイズで脳神経に刺激を与え、それによって脳が疲労し、1週間後には超回復のような原理で脳機能が向上します。

ですから毎日ハードなエクササイズを行う必要はないのです。

でも多くの方は、毎日のように子供に学習塾や他の習い事をさせて、少しでも新しいことを身につけさせようとします。

既にそれらを素早く習得することができる脳を持っていれば問題ないのですが、ほとんどの子がそうだとは言い切れません。

もしそういったものをたくさん習わせたいのであれば、脳がそれなりの能力まで向上したら追加していくと良いと思います。

人間の脳には秘められた可能性が満ちあふれています。

でもそれらを処理するための脳がないために、すべて中途半端に終わってしまう可能性だってあり得ます。

もし頭を開いて脳の中身が他とどう違うのかまで調べることができれば手っ取り早いのでしょうが...

現実的にそれは無理な話です。

それから現在の小学生は過密日程の中でサッカーをしています。

平日夜8時近くまでトレーニングし、休日は1日を使って試合や練習を行います。

確かに子供たちなら疲れを知らずに走り回れるのでしょうが、実際には脳が疲弊しきっている可能性が高いです。

ようするに昨日めちゃくちゃ重いバーベルを持ち上げて筋肉がパンパンに筋肉痛になっているのに、今日も重いバーベルを持ち上げて回復をさせずに更に筋肉を痛めつけている感じです。

このトレーニングのどこが効率的でしょうか?

皆さんならハードな筋トレをする時は、間に必ず休憩をはさんで筋肉が回復した状態にしてから、また新しいエクササイズに取り組むはずです。

でも現状は違います。

何でもたくさん詰め込めば良いと思い込んでいます。

こうしたことにより、育成年代のサッカー離れということが現実に全国各地で起きてしまっています。

どうせやるなら効率的でしかも効果のあるエクササイズで、楽しみながら様々な能力を伸ばしたいですよね?


それをクロップ監督は「そのためにはライフキネティックだ!」とインタビューで話しています。

皆さん少し頭の整理ができたでしょうか?

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